秀緑のアルパカちゃんは、どこから来たの?

2011年に東日本大震災が発生し、千葉・茨城を含む北関東から東北地方にかけて甚大な被害が発生しました。福島県で温泉施設を営んでいる経営者M氏(坂東市在住)は当時、発災直後から1年間にわたり、福島第一原発周辺から避難してきた方々をその温泉施設に受け入れ、被災した人々の辛さや苦しみを共有していました。「何とか被災した福島県の皆さんに元気を提供したい!」と考え続けていたM氏は、ある日アルパカという動物に出会い、一目でその愛らしい姿に心を奪われます。「そうだ、これを福島に連れて来られたら、被災した子供や大人までも、この愛らしい姿に癒されるに違いない」そう思い、M氏はその日からアルパカを譲ってくれる人を探し始めます。しかし当時はまだアルパカを飼育している施設も少なく、なかなか実現が難しかったのです。「やはり無理なのかな」と諦めかけたその時、古くからの友人Aさんから「新潟県の山古志村が特別にアルパカを譲ってくれるかもしれない」との連絡を受けたのです。実は山古志村には2007年の新潟中越地震の際「地震で被災してしまった地域を元気にするお手伝いを!」と、アメリカ・コロラド州のオーナーからアルパカが贈られており、山古志村とその周辺みなさんにとても可愛がられ大切に育てられていたのです。山古志村の方々も「新潟中越地震の時の御恩をお返しするときです」と、快く相談にのって下さり、その後沢山の人の協力を頂きやっとのことで念願のアルパカが福島県郡山市の「のんびり温泉」にやって来たのでした。
その後、M氏は温泉施設の一画にアルパカ牧場を作って無料で開放し、訪れる人たちを笑顔にし続けています。そして今回、秀録のオープンにあたり「坂東市とその周辺の人たちにもアルパカを見せてあげたい」という坂東市からの要請で、M氏がアルパカ牧場で飼育しているうちの2頭を、無償で秀緑に貸出ししてくれることになったのです。本来アルパカの原産は南米ですが、アメリカでは30年程前からペットとして飼育されており、1頭1頭登録証がついています。
特に秀緑にいるアルパカちゃんたちは、福島で生まれ、自然の中で愛情たっぷりに育てられた為おとなしく、人なつっこい性格から、子供さんはもちろんお年寄りが自分の孫のように可愛がれるという事で「いやし効果」で本当に元気になれると言われております。
皆さんもぜひ一度、アルパカちゃんたちに会いに来てください。